シンスプリント
運動時のすねの不快感シンスプリントかも
シンスプリントとは
シンスプリントとは、そのほとんどを脛骨過労性骨膜炎を指し脛骨(スネの骨)の下方1/3に痛みが発生し、脛骨に付着する筋肉にラインに沿って疼くような鈍痛が起こります。
運動開始直後に不快感が出現し、その後は消失し運動が終了するとまた不快感が出現するという特徴があります。
症状が進むと、痛みが増し日常生活にも支障をきたすことがあります。
シンスプリントの主な原因
『ランニング』や『ジャンプ』を、よくするスポーツ選手に多く見られ・・
- 練習量が急激に増えた
- 硬いアスファルトでのランニング
- 柔軟性や筋力不足
- シューズのクッション性の劣化
などがあげられます。
シンスプリントの症状・おもな特徴
- すねの内側に鈍痛がある
- 運動し始めて直後に不快感がある
- 運動して少し経つと痛みは落ち着く
- 運動終了後にまた痛みが出る
運動時に症状が落ち着いてしまうので、軽く考え練習量を減らさずに我慢して練習を継続してしまうことが多く、徐々に症状が悪化してずっと痛みが持続するようになります。
シンスプリントの治療法
シンスプリントの治療法は基本的には安静にすることが大切です。
繰り返しの骨膜に加わるストレスによって炎症をおこしてしまうので、炎症を治めるためのアイシングも重要です。
当院ではアイスマッサージにより患部の炎症を鎮静させます。
その他に後脛骨筋やヒラメ筋の柔軟性を高める為にそれらの筋肉をほぐす手技も行います。
急性期の症状が改善した後、下腿のトレーニングを行いバランスよく筋肉をつけ、テーピングなどを行い再発防止につとめます。