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不眠症について

不眠症とは

不眠症イメージ不眠には様々な原因がありますが、主な原因の一つに「覚醒」と「睡眠」のバランスが崩れることによって引き起こされるといわれています。

「覚醒」の際には交感神経が優位になり日中の活動をアクティブにおこなうことができます。「睡眠」の際には副交感神経が優位になりスムーズに入眠することができます。しかし生活のリズムが乱れたり、脳が精神的なストレスを感じると自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、交感神経が昂りやすくなります。

その結果「覚醒」の機能が上回ってしまった状態になり不眠が起こるとされています。

不眠症の種類と症状

  1. 入眠障害(なかなか寝付けないタイプ)

    ベッドに入ってから睡眠まで30分~1時間かかります。 精神的な問題、不安や緊張が強いときなどにおこりやすいといわれています。

  2. 中途覚醒(夜中によく目が覚めるタイプ)

    睡眠中に何度も目が覚めたり、一度起きたあとなかなか寝つけなくなります。 日本の成人の方では、不眠の訴えの中で最も多く(15~27%)、中高年でより頻度が高いといわれています。

  3. 早朝覚醒(朝早く目が覚めてしまうタイプ)

    朝、予定時間より2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまいます。 高齢者に多くみられます。

  4. 熟眠障害(ぐっすり眠った気がしないタイプ)

    睡眠時間を十分にとったのに、熟眠感が得られません。ほかのタイプの不眠症を伴っている場合も多くあります。

不眠症の治療

不眠症は生活習慣の乱れや精神的なストレスが主な原因となっています。まずは生活習慣を正して、きちんと睡眠時間を確保するようにして下さい。
睡眠を取るべき時間帯に覚醒や活動を司る「交感神経」が興奮しないように、テレビやスマホなどの光刺激を遠ざけるようにしましょう。
それでも不眠症が治らない際には病院を受診して睡眠導入剤と治療を併せて行っていくことをおすすめいたします。

月島治療院では不眠症の方には全身マッサージと鍼灸治療を行っております。
マッサージや鍼灸治療を習慣的に受けることによって自律神経が調い、スムーズに入眠しやすい身体に戻っていきます。

不眠、睡眠不足は仕事や生活の質を落とすだけではなく、高血圧や糖尿病のリスクも高めていきます。不眠症が慢性化しないためにも早めの治療を始めていきましょう。

不眠症の鍼灸治療について

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